インフルエンザ
インフルエンザ,SARSウイルス発生の原因・病を見極める

SARS

SARSウイルスとインフルエンザ比較・海外産の高感染力

インフルエンザ

レントゲン2003年、新種ウイルスの流行が話題になりました。そのウイルス名は「SARSウイルス」。感染を拡大させないために海外旅行の禁止が世界中で執行され、海外旅行者がかなり減少する結果となりました。発症後は肺炎と同じ症状が出るのですが、多くはインフルエンザと合致した症状が見られ、治療が難航することが多いです。

「肺炎」という恐ろしい症状を併発するこのウイルス、現在は感染報告が無くなって、世界規模での感染騒動はすっかり収まりましたが、この病が何時また流行するか分からないのでSARSについてよく知っておきましょう。

SARSによる病状具合の違い、回復のために正確な区別を

発熱SARSウイルスが流行していた当時、今までに無い新種ということで未確認の部分が多く、誤情報が飛び交って世界中を震撼させることになりました。
この病で一番困ったことは、初期症状がインフルエンザの症状とよく似ているということでした。SARSは風邪とは違って、病の進行を放置しているとさらに重い症状へと進行し治っていかないため、病の見極めが大事になってきます。
どちらも感染力の高いウイルスが引き起こす病で、検査のため時間をかけると感染者が増えてしまう可能性があり、海外から入国した人への感染診断やそれらしい症状が出た人への迅速な診断が求められました

呼吸器官への障害等SARSの症状は重く、命に関わる危険性が高い病なので流行させないためにも病自体の違いをはっきりさせておきたい所です。

ウイルス毎に出現する症状の違い、不一致するものを見落とさないために

SARSの初期症状は突然の38度以上の高熱から始まり、咳や鼻水が激しく出ることが確認されています。インフルエンザと間違われやすいのが主にこの症状が原因で、SARS感染阻止のため症状が出た患者を隔離した所、インフルエンザ感染者だったということもありました。
症状から病を判断するための違いで最も分かりやすいのは、ウイルスのピークである7日目くらいから呼吸器官に障害が現れる所です。これはウイルスが呼吸器官を通して、肺で蔓延するため起こる症状です。
この症常時には肺炎と同じ傾向が見られ、レントゲンで肺上に広がっているウイルスを確認することもできます。
インフルエンザは子供や老人のように、免疫力があまりない人だと合併症で大きな問題を起こしやすいですが、SARSの肺炎は症状の経過で入っているので患者の多くがこの肺炎の症状を体験することになります。

他にも血液検査によってウイルスに感染しているのか確認できるのですが、感染初期にはウイルスが検出されにくいです。検査や症状から判断するにしても、ある程度ウイルスが体内を蔓延しなければ分からないのが問題点です。

SARSをどうすればいいのか、今も見えない解決策

感染力の高いウイルスは、予防するワクチンや体内で増殖していくのを停滞させる薬が開発されていくものなのですが、SARSは残念ながら現在も病に効く決定的なワクチンや特効薬は作られていません。 そのためこの病の対処法と言っても感染者を隔離し、肺炎による呼吸障害を和らげる治療を続けながら、ウイルスが消滅するまで待つ方法しかありません。簡単すぎる対処法だと思いますが、感染阻止には有効で、この方法のおかげで世界的な感染を防ぐことができました。

SARS感染から身を守るには、予防の基礎が大事

このウイルスは生存能力が高く、通常のウイルスは数時間から数十時間で殺菌されるのに比べて、咳やくしゃみから対外へと排出されたウイルスは2日ほど感染能力を維持したまま浮遊し続けます。マスクを着用し、空気から感染しないように万全の注意をしていかなければいけませんが、この病はインフルエンザ同様に気温や湿度が高ければウイルスが弱まっていくので、加湿器等を使って部屋を改善するのが良いとされています。
さらにSARSは消毒効果が絶大に現れるので、予防の基本である「うがい・手洗い」が重要になってきます。

インフルエンザよりも危険なウイルスですが、日本で大規模な感染が観測されなかったのには、このような日頃のしっかりとした予防が習慣となっていたからかもしれません。

【インフルエンザのしおり】コンテンツ分類
  • 【ウイルス発生の原因・病を見極める】症状の特徴・見分け方・感染力の違い
  • 【正しい知識でしっかりとした対策を】発症を防ぐための予防方法・ワクチンなどの予防接種について
  • 【感染してからも焦らずに治療を】感染後の治療方法や使用する薬の効き目などについて
  • 【周囲の人・自分が感染したら】身の回りで感染拡大を防止するための対処方法について
【インフルエンザのしおり】コンテンツメニュー
  • 【判断】見分けるポイントと病院での診断
  • 【予防接種】万全の対策の一つ
注目記事(インフルエンザのしおり)ランキング